うめえ

うん このあかちゃん―おとうちゃんの出産絵日記

うん このあかちゃん―おとうちゃんの出産絵日記


おとうちゃんの出産絵日記
いいよぉこれ
見ながら 思い出す
そうだった そうだった そうそうこんなかんじだった〜


穴から髪の毛が見えている絵を見て
おとうちゃんもいう
そうそうこんなかんじだったよ〜



出産の日のこと
思い出すと いろんな細かなところまで覚えている
きっと何十年経っても 詳しく話せるものなんだろう
お見舞いに来てくれた いとこのおばちゃん達がそうだったように




産んだときのことを思い出すと
痛かった よりも 感動した というよりも
「なんかおもしろかったなあ」 というのが
わたしの正直な感想かも


たしかに皆がそういうように 痛かった
ものすごく痛かった 
例えて言うなら 下痢のものすごく痛い版 だけど いきんじゃだめ
ていうかんじ?(笑)
床を叩いてたし 「痛い」て口にするのも面倒で ただただ唸ってたはず


そのぐらいは覚えているけど 実際の痛さはというと すっかり忘れてしまった



すべてが初めてで 
すべてが神聖で不思議で 
すべてが特別な出来事だった



ああ やっぱビデオに撮っておくべきだったかな〜(笑)
自分のとこから息子がでてくるとこ
どんなかんじだったんだろ
見てみたかったな


だんなは 私の下側から横側に移動しようとしたら
「あんたは ちょこまかしないのっ!!」
て 先生に怒られたらしいし


おもしろかった!!
て 思えるのもきっとあの先生たちだったからだろうし
あの助産院だったからだろうなとも 思う



産むのは 楽しいよ