土と藁でできた壁

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土壁アイドル

竹小舞やら 何やら 土壁の作業をしていると ふと ご近所のおじさん おじいさんが現れて 声をかけてくれたりする へえ これ土壁けえ 今どきめずらしいねえ 50年ぶりに見たよ〜 とか うちんちが最後の土壁かと思ったけど 今でも やってるとこあるんだ〜 とか…

家を編む

ゴールデンウイーク中 旦那の休みは9日間 丸9日間 家を編み続けた 家を編む 土壁の下地となる竹小舞 軸となる篠竹(間渡し)に割いた竹を棕櫚縄でくくりつけていく 丸9日間のうち 旦那は5日間は間渡しの設置で終わった それを見かねた大工さんが 本来左官…

家具のようなもの

たしか たしか 家具のようなもの

モルタル

モルタルをまぜて 鉄パイプを切って あるものをつくっています 一体何ができるでしょう sさん 本当にありがとう☆

空と海

上棟の翌日 大工さん達は空と混ざりあっていた 大工さんは 空だった 目の前に広がる海 今日は海が高い

泥 上等

そんな上棟の横で 泥まみれになっている人達がいた 設計士さん 大工kさん そしてなぜか見学に来てただけの建主OBkさん 上棟が思いのほかスムーズで ついでに 泥のプール(土壁になるよう発酵させている)を 移動させようとなった 始めは3人だけだったの…

棟を上げる

とうとうとうとう 待ちにまったこの日 前の夜はなかなか寝付けなかった ふと隣の息子を触ると 異様なほど熱かった 39.5度 息子は 発熱していた それでも半ば強引に 朝から現場に向かう もうすでに大工さんが大勢集まり とんとんとんとん 木を叩いていた 釘を…

物語のひとつ

カヤの木 硬くて耐久性も高く よく碁盤に使われている材 だけど成長が遅く 数も少なく 国産のものはまず一般には流通していないという 旦那の家族が常宿にしている群馬の民宿 そのおっちゃんがある夜 お酒で顔を赤くしながらこう言った 「おさむくんが そう…

柿渋隊

大工さんがせっせ 刻んだ柱達に 柿渋を塗っていきます だんなのとおちゃんかあちゃんねえちゃんも かけつけてくれました あと 以前に柿渋塗りを私達がお手伝いさせていただいた おうちの方達も来てくださいました いよいよ いよいよ です 目の前にある 柱 柱…

地鎮祭

地鎮祭を行いました お供え物をして お祓いをして 神主さんが うんばやばや〜 と唱えると 風がふいて 神様がきてくださいました 神主さんがそういうのだから ほんとのようです わざわざ私達の土地に来てくださっているようです また うんばやばや〜 と唱えて…

えん

下弦の月の日 今度は大磯の里山で竹刈りを またまたすんごくいいところ〜 この日は いつにもまして 多くの方が参加してくださいました 私と旦那の父母 4人 あとは いつものようにこの家づくりのOBさんやら これからの方たち 子供もあわせると なんと30…

また竹刈りに

また竹刈りをしました 今度は 竹小舞の縦で使う篠竹 細い竹です 竹刈りは この時期の下弦の月から新月にかけて 行うのがよいそうです なんでも 虫、カビ、腐食に強くなるらしい 不思議だねえ 月とそういうことが関係するなんてただ 刈る ことにも 時期がある…

土と藁と瓦と私

金曜日 泥こねをした 土(粘土)と細かくした藁をまぜて さらに水をくわえて どろどろになった泥のプールに 膝上までつかり 足でづかづかと まぜる ずぼずぼ埋まりながら まぜる まざった泥のプールに 最後に上から藁を振り掛け ブルーシートで覆い このまま…

はじまりは竹藪から

竹藪に 竹を刈りにいきました 竹を刈って それを六つに割き 内側の節を削っていきます これが 我が家の 家の壁の下地となります 家づくりのはじまりです 旦那のお父さんや私のお母さんだけでなく 見ず知らずの方が3人も この作業に参加してくださいました …

はじめのい〜 っぽ

私達には いつか 伝統木工法の家をセルフ(ハーフ)ビルドで 建てたい って 野望がありまして その はじめの一歩として 伝統木工法で只今建設中のお宅におじゃまして 木柱に柿渋をひたすら塗る!! というお手伝いをしてきました 伺った家は もともとの地主…

すまい と 生き方

家 が欲しくて めらめらしています いろんな雑誌の部屋の写真を何度も何度も穴があくほど凝視してみたり 中村好文さんのスケッチや文章を見ては そこから住まいの様子を妄想してみたり 土地の買い方本を読んでは 世の中にはこんなアクドイ不動産業者がいるの…